小川菜々子さんは平成30年度(35代)きのくにフレンズとして活躍(ツーリズムEXPOジャパン)

ツーリズムEXPOジャパン2018 その3

ツーリズムEXPOジャパン2018
主催 日本観光振興協会 日本旅行業協会 日本政府観光局
日時 2018年9月20日(木) 業界・報道関係者のみ
   2018年9月21日(金) 業界・報道関係者のみ
   2018年9月22日(土) 10:00-18:00
   2018年9月23日(日祝) 10:00-17:00
場所 東京ビッグサイト東展示棟
交通 国際展示場正門駅(ゆりかもめ線)歩3分 国際展示場駅(りんかい線)歩7分

 
 お次は和歌山のブースを見学させていただきます。
 
 
和歌山市観光キャンペーンスタッフアゼリアの西岡佐苗さん(ツーリズムEXPOジャパン)
第24期(2018)アゼリア 西岡佐苗さん
 
 これがツーリズムEXPOジャパンにおける「WAKAYAMA CITY」のタスキとアゼリアさんの見納めとなるのでありましょうか。
 
 いったい何が起こっているのか、和歌山市観光協会さんのサイトを拝見しても財務情報はバランスシートが1つ公開されているのみでよく分からないので、市役所さんのサイトを見させていただきました。すると、

「和歌山市予算内示資料 平成30年度」より(千円)
 観光協会事業補助金 63,012
 観光協会運営補助金 17,400

「和歌山市予算内示資料 平成31年度」より(千円)
 観光協会事業補助金 12,627
 観光協会運営補助金 12,697

‥2019年度予定の和歌山市から和歌山市観光協会に託された新規事業は1件だけのようで、事業補助金が激減しています。従来の事業がことごとく市によって終了させられたと見られますが、その中に市観光キャンペーンスタッフ(アゼリア)の事業も含まれているのではないかと推測します。

 補足すると、和歌山市は観光を決して低く見ているのではなく、全国の同規模の市の中では相当悪い方の財政状況の中、むしろ景観美化のためのインフラ整備には結構な事業予算が組まれており、ソフト面でも大規模なお祭りなどの催事にも前年並みの補助金が確保されています。※2017年度見込みの将来負担比率、経常収支比率がともに中核市54市中ワースト4位。和歌山市「平成31年度当初予算編成方針」より。

 しかしながら、市はロックミュージシャンのHYDE(ハイド)氏のコンサートの誘致に成功し、「ふるさと観光大使」という肩書を創設し同氏への委嘱を行いました(実際には個人への委嘱ではなく所属事務所との芸能活動としての契約と見られます)。
 


 市のPRとしてはHYDE氏への「委嘱」によるメディア露出で十分で、かつ、出身地ということでスーパースターとしては破格のディスカウントはあるとしても興行の誘致までのトータルでは相当な金銭となると見られることから、その分は観光協会への補助金を削ることで捻出したものと推測することができます。
 
 市観光協会が募集停止あるいは廃止について何も触れぬままアゼリアの事業を事実上終了させたのは、和歌山市からの事業補助金が6,301万円から1,262万円へと大幅にカットされたことに対する表に出せない悔恨の念を、無言によって表現したもののように感じます。
 
 
アゼリア(和歌山市観光キャンペーンスタッフ)の西岡佐苗さん(ツーリズムEXPOジャパン)
 この年のアゼリアのユニフォームから帽子が無くなったのは、今思えば、帽子が傷んでも、この年限りなのでもう新しいものに買い替えることもないだろうとの観光協会さんの判断だったのかも知れません。
 

 また、2018年度には歴代のアゼリアさんが勢ぞろいの企画があったと伝えられていますが、それは観光協会さんとしてのアゼリアに対するある種の落とし前をつけんとする一つの「けじめ」だったのかと気付くのであります。集合写真を撮って喜んでいる裏で何が起こっているのかを察してくれというような‥。

 他に公式発表なしで廃止となったメジャーなところでは、故(笑)・徳島市観光協会主催の「阿波おどり大使」があります。その理由は、同観光協会と地元新聞社が発生させた同観光協会の巨額の累積赤字(=税金で埋め合わせするしかない。ただし、週刊誌報道によって不正を疑われた地元新聞社は後に寄付の形で一部の弁済を申し出て市との関係を修復)に怒った徳島市によって同観光協会が強制的に潰されたためという、非常に不名誉なものであります。県庁所在地市の公益法人格を持つ観光協会の破産という前例のない事件のあおりを受け、阿波おどり大使は消滅しました。応募して1次選考通って面接日待ってた人は目が点だったろうなあ、かわいそうに。
 
 それに比較すると、市役所目線で言うならば和歌山市のアゼリアの場合は、緊縮財政の中で行われた事業の選択の結果による健全な廃止と言えなくもないです。今後HYDE氏や所属バンドのメンバーの身辺に著名芸能人特有の万が一のことがあれば代わりに復活するかも知れませんしコンベンション誘致事業の取り込みとかを機に復活するかも知れませんし。🌈🏯

(追記)和歌山放送さんのサイトに「2019年度「アゼリア」3人に委嘱状(写真付)」という記事があったので、早くも復活かと驚いて拝見したものの、去年の記事で「2018年度」とするべきところを誤記されているだけでした。残念。それはそうと地元報道さんは「和歌山市、HYDE氏招致でお金尽きアゼリア廃止」の記事をネットに載せておけばアクセス数稼げるのに商売下手気配りができていて謙虚だなあ。
 
 
 さてアゼリアさんがいなくなる2019年度以降は、和歌の浦や友ヶ島のPRは代わりにこの方たちがやってくれるだろう‥との期待はしないほうがよいでしょう。県域のPRを担うほうの県観光連盟さんですが、
 
 
きのくにフレンズさんはツーリズムEXPOジャパン和歌山県の観光資源のPRに活躍(2018 小川菜々子さん)
2018(35代)きのくにフレンズ 小川菜々子さん
 
‥がお出ましになられています。

 しかし、何やらアイドルと区別がつかないのでしょうか、純粋な少年のような容姿と口調の男性(顔は40代後半)に「ずっとファンでした」「お会いできてうれしいです」とか延々と話し掛けられ、あげく長ーい握手までねだられています。おお!これが噂に聞くアイドルの握手会の図なんでありましょうか。てか、おーい、そちらはきのくにフレンズさんでAKBの人じゃありませんよとお声掛けしようと思ったのですが、
 

‥こちらの小川さんももしかすると元、あるいは現役のアイドルさんということなんでしょうか。当サイトの不勉強かもと自信無くなって参りました。いずれにせよ、きのくにフレンズさんも何かとご苦労おありでしょうけどあとで念入りに念入りに手を洗ってゴホゴホ、あるいはこんなこともう慣れっこになってしまっておられるのか、不機嫌どころか困惑さえも全く顔に出すことなく対応しておられ、本当に頭が下がります。
  
きのくにフレンズの小川菜々子さんは和歌山県のPRに活躍(ツーリズムEXPOジャパン)
 ということで、県観光連盟さんにはきのくにフレンズさんの制服に分厚い手袋を追加して差し上げることをお勧めいたします(笑)。🐼🏖️
 
 ともかくも、県観光連盟さんは県中南部のパンダの白浜と世界遺産の熊野の2強観光資源にPRの焦点を絞り込んでおられました。これはもうごもっともな選択であります。2019年度以降もこのパターンで問題なし、和歌山市のほうのPRはもう一切キャンペーンスタッフさんが行うに及ばず。HYDE氏が盛大にやってくださるはずです!
 


 

 隣接の新宮市のブースでは、昨年に続き平安衣装のキャンペーンスタッフさんが降臨されています。
 
 
平安衣装のキャンペーンスタッフ(新宮市観光協会)かやさん(ツーリズムEXPOジャパン)
新宮市観光協会の平安衣装のキャンペーンスタッフ かやさん
 
 なお、昨年来の宿題となっておりましたが(笑)、かやさんは苗字ではなく下のお名前と確定いたしましたのでここに謹んでお知らせいたします。
 
 
新宮市観光協会の平安衣装のキャンペーンスタッフ かやさん(ツーリズムEXPOジャパン)
 次回は田辺市さん、那智勝浦町さんも揃ってお見えになることを楽しみにしております(難しいかな?)。⛩⛰
 

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